お疲れ様です。
短冊(個別改定項目について)が公開され、当薬局は後発率に頭を悩ませております・・・
今後は麻薬処方の争奪戦や、先発希望患者の押し付け合いが始まってもおかしくは無いなと、
そんな事を考えておりました。
それでは今週の薬局系ニュース(2週間分)です。今回はほぼオンラインに関する内容になってしまいました。
※見解は個人的なものです。予めご了承下さい。
アメリカでオンライン診療の利用者急増
風邪やインフルエンザの時に自宅のベッドからスマホで診察でき、場合によっては薬が届くという仕組み。
制度ができれば、日本でも普及するのは間違いないと思います。
※今回の改定で新設される「オンライン診療料」は急性疾患は対象外の予定です。
遠隔診療と電子処方箋
12月19日の医療・介護WGの議事録が公開されました。
遠隔診療や電子処方箋について議論されています。
電子処方箋は2016年に解禁されていますが、全く普及してません。
今後は、全国保健医療情報ネットワークの本格稼働(2020年)に向けて普及を目指すとのことですが間に合うのでしょうか。
電子処方箋の普及に向けた仕組みをできるだけ早く実効性のある形で構築するということは、当ワーキング・グループが目指している診察から処方箋、医薬品が患者の手元に届くまでの利便性を高める一気通貫の医療システムの実現のために不可欠なものだと考えております。
厚生労働省におかれましては、御説明の中にあったとおり、政府の決定に沿いまして、電子処方箋普及に向けた取組を更に加速していただきたく、よろしくお願いいたします。
(医療・介護WG議事録より一部抜粋)
オンライン診療体験レポ
花粉症の場合はセルフメディケーションでも対応できる気がしますが、どの程度需要があるのでしょう。
調べてみたら自費で初診からオンライン診療できる所もあるみたいですね。知りませんでした。
1類へのスイッチが進まない中、オンライン診療が普及していくと薬局業界としてはつらい・・・
亀田総合病院のがんセカンドオピニオン外来にオンライン診療
紹介状をもつ患者向けの、オンライン診療によるがんセカンドオピニオンとのことです。
遠方から受診する人にはかなり負担が軽くなるのではないでしょうか。
今後、オンライン診療がどの程度「診療圏」に影響すのかも気になります。
新・薬剤師ブログの紹介
薬剤師ブログが続々と誕生しているので、勝手に順次紹介していきます。
今回は、小石まり子さんの「ぼうそう医薬情報室」
医療用医薬品に関する情報を中心に、かなりの頻度で更新されています。
今後は学会・研修会のレポートや気になる論文の紹介も予定しているようです。
房総かと思ってたけど暴走なのかな?
最後に
なんだか「ミナカラとかメドレーとか楽しそうでいいな」と漠然と感じました(笑)
電子処方箋は今後、予算の投入や企業の参入等により、ドラスティックな変化が起こるのかもしれません。
取り残されないように頑張ります。
それではよい週末を。
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