以前から話はでていましたが、日本チェーンドラッグストア協会(以下JACDS)が、調剤関連の組織「ドラッグストア薬剤師会」を作る準備が本格的に進むようです。
私はDgS業界から離れて久しいので最近の事情は知りませんが、JACDS自体も一枚岩では無いような気がするのですが、どうなるのでしょうか。
薬剤師からは嫌われがちなドラッグストアですが、併設店は基本面分業ですし、厚労省のビジョンと合致している部分もあります。
中堅の調剤チェーンを傘下に持つドラッグストアもありますし、日薬の会員からJACDSの全会員が抜けたら、結構な人数になるかもしれません。
ちなみに16日同日、保険薬局協会(調剤チェーンの団体)は「基本料の一本化」等、チェーン叩きの改善を求めています。
ドラッグストアは調剤に力を入れていき、調剤チェーンは門前薬局からの脱却を迫られています。
私見ですが、ドラッグストアと調剤チェーンの垣根はこれからどんどん曖昧になる気がしています。
敵の敵は味方、日薬に「敵」として認識されている両団体が手を組むことは不可能なのでしょうか?
最大手同士のM&Aが起きたらどうなるのでしょうか?
タイトルに反して、日薬の未来のほうが心配になってきました・・・
私個人としては、日本薬剤師会に入っているメリットが少ないと感じているので、「ドラッグストア薬剤師会」が外部団体になって、日薬とどちらに入るか選べたら迷うかもしれません。
ただ、名前は変えて欲しいかなあ…
ドラッグストア薬剤師会はちょっと…
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
みなさんは「敵」と認識している薬剤師組織はありますか?
みんな仲良くとはいかなくても、全薬剤師共通の「敵」が現れたら、手を組んで戦える好敵手であって欲しいと願います。