「グルコサミン コンドロイチン ランキング」で検索した上位20ページのサイトを検証してみました。
概ね予想通りでしたが、ランキングサイトではアフィリエイトに登録されている商品ばかりランクインしていました。
人気がない商品が人気ランキング上位にランクインするというのは誤情報なので、何らかのルールが必要だと感じます。
※Googleアカウントをログアウトして実際に検索するというアナログな方法を使用しています。(20件中リンク切れ1件)
検索結果
上位に大手ECサイトが4件でした。
(2位楽天、3位ケンコーコム、5位アマゾン、6位価格.com)
その他は全部、いわゆるランキングサイトです。
同じ人が作っているのかな?というサイトもありました。
上位のランキングサイトの購買意欲を掻き立てる説得力はすごいと思います。
ランクインしていた商品
楽天のランキングは良く分かりませんが、その他の大手ECサイトではオリヒロやディアナチュラ等の安価な商品が上位を占めていました。
その後に機能性表示食品のサントリーや小林製薬が続きます。
一方、ランキングサイトではオリヒロやディアナチュラは全くランクインしません。
ASPに登録されている商品ばかりランクインしています。
人気ランキングは明らかに嘘だろう
何のランキングかの内訳です。
- 人気ランキング8件
- 効果のランキング2件
- 管理人のおすすめランキング2件
- 売れ筋人気ランキング2件
- 含有量のランキング1件
SEO対策なのか人気ランキングとしているサイトが多いです。
なんの人気なのでしょうか。
ねつ造だとしても、許されていることのでビジネスとしては正しい選択なのかもしれません。
ちなみにランクインしている上位3商品で比較すると、サントリーと大正の商品が55%を占めています。
アフィリエイト登録している大手の商品が人気のようです。
悪いのは誰だ
今回のジャンルに関しては、人気がない商品や、売れ筋でない商品がランクインされていました。
しかし、これらの記事は許されているから量産されているのであって、現在のルール内でASPと連携してビジネスをしているので、悪質とは言い切れません。
アフィリエイトの仕組みが広まるにつれ、売上も落ちるでしょうし、もう頭打ちを超えて衰退している気もします。
等サイトで紹介した安価なグルコサミンや医薬品のコンドロイチンは誰もおすすめしてないですし…
健康食品関連は重要な産業だと思いますが、現在の検索結果は産業の衰退に繋がると感じます。
消費者庁には機能性表示食品や景品表示法の見直し等、長期的なビジョンでルールを作って欲しいと願います。
尚、グルコサミン・コンドロイチンに関してはこちらの記事でまとめています。
www.yossy-ph.com