薬剤師よっしーのブログ

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2018診療報酬改定|新設の加算(医科・調剤)と薬局関連まとめ

お疲れ様です。

今週の薬局系ニュースはお休みして、平成30年の診療・調剤報酬改定に関してです。

医科で新設された加算等を整理と薬局関連についてのコメントです。

※見解は個人的なものであり、私的なメモを含みますのでご了承下さい。太字は筆者が追記しています。個別改定項目についてを参考にしており、確定した内容ではございません。

↓改定についてこちらのサイトで詳しくまとめられていました。

freelance-pharmacist.com

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新設された加算等(主に医科)

予想以上にたくさんあったので、読み難いですが箇条書きにしました。

  • 退院支援加算→入退院支援加算
  • 診療情報連携共有料(医科と歯科の連携)
  • 地域包括診療加算2(24時間の連絡体制等に緩和
  • 薬剤適正使用連携加算(かかりつけ医と入院先病院の連携)
  • 夜間看護加算(看護職員等の夜間の配置に係る評価)
  • 早期離床・リハビリテーション加算
  • 初診料 機能強化加算(かかりつけ医機能を有する医療機関における初診の評価
  • 継続診療加算(24時間体制の場合の在総管)
  • 小児在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料
  • 在宅等療養患者専門的口腔衛生処置
  • 栄養食事支援加算(管理栄養士が緩和ケアチームに参加し、がん患者の緩和ケアを行った場合の評価)
  • 療養・就労両立支援指導料(就労中のがん患者への医学管理)
  • 認知症サポート指導料
  • 精神科措置入院退院支援加算(措置入院患者に対する、自治体と連携した退院支援)
  • 看護職員夜間配置加算(精神科病棟の看護師の夜間配置)
  • 小児運動器疾患指導管理料(かかりつけの医師からの依頼による、整形外科医の継続的な医学管理)
  • 妊婦加算(妊婦の初診に対する加算)
  • ハイリスク妊産婦連携指導料(精神疾患の妊産婦)
  • 救急搬送看護体制加算(専任の看護師)
  • 抗菌薬適正使用支援加算(要件に3年以上の病院勤務経験を持つ感染症診療にかかわる専任の薬剤師あり
  • 小児抗菌薬適正使用支援加算(抗菌薬の使用が必要でない説明などを行った場合)
  • 医療安全対策地域連携加算
  • オンライン診療料・オンライン医学管理料
  • 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料 遠隔モニタリング加算
  • 看護職員夜間配置加算(地域包括ケア病棟のうち認知症等の患者が一定割合以上入院する病棟)
  • 一定期間以上、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬・睡眠薬を長期にわたって継続して処方している場合について、処方料・処方箋料を適正化する。
  • 向精神薬調整連携加算(処方料については薬剤師又は看護師に症状の変化等の確認を指示した場合)
  • 電子化連携加算:「通所・訪問リハビリテーションの質の評価データ収集等事業」で利用可能な電子媒体でリハビリテーション実施計画書等を提供した場合

※全てではありません。在宅や訪問診療関連、歯科等を省略しています。

薬局関連の新設

地域支援体制加算新設

新設というか名称変更のような気がします。

なんと略すのか気になり、ツイッターでアンケートを取らせて頂きました。ご回答頂いた方々、ありがとうございました。

私は「体制加算」がしっくりくるかと思っていたのですが、「地域加算」が多いという結果でした。(27票なので偏りがあるかもしれません)

基準加算から名前が変わり、果たして「地域に根付く薬局に対する加算」になるのでしょうか。

減算になる敷地内薬局や大型門前薬局は、積極的に算定を目指すかもしれません。

基本料2,3の薬局が算定するためには「多くの実績」が必要になります。

  • 夜間・休日等の対応
  • 重複投薬・相互作用等防止加算等
  • 服用薬剤調整支援料
  • 単一建物診療患者が1 人の場合の在宅薬剤管理
  • 服薬情報等提供料
  • 麻薬指導管理加算
  • かかりつけ薬剤師指導料等
  • 外来服薬支援料

個人薬局を優遇したい薬剤師会の思惑と、加算の実績を増やしたい厚労省の思惑を感じます。

服用薬剤調整支援料

6種類以上の内服薬(特に規定するものを除く。)が処方されていたものについて、保険薬剤師が文書を用いて提案し、当該患者に調剤する内服薬が○種類以上減少した場合に、月1回に限り所定点数を算定する。

 
○に入る数字次第でハードルがかなり違う気がします。

その他の改定関連

敷地内薬局の範囲

特定の医療機関との不動産取引の関係がある等のいわゆる同一敷地内薬局に対する評価を見直す。

過去の売買や第三者を介して取引している場合がどうなるのかはまだ不明です。

今回の改訂の流れを見る限り、薬剤師会の主な人たちの薬局が該当することは無さそうなので、一般的な門前薬局は問題ないかもと考えています。

医療モール

当該保険薬局の所在する建物内に複数保険医療機関が所在する場合にあっては、当該保険医療機関からの処方箋を全て合算した回数が一定数を超える場合。

ビルの隣に薬局ができたりして。

後発率と変更不可

変更不可に関する記載が無かったような気がするのですが、この制度は続くのでしょうか。

後発率が低い薬局は基本料が減算されるようですが、病院が変更不可という理由で後発率が低い場合は除外されないとおかしいような。

分割調剤

  • 大病院の30日分以上の処方を60/100からさらに引き下げ
  • 200床未満の処方料・処方せん料引き下げ
  • 分割指示の取扱いを明確化

どの程度普及するのでしょうか。

最後に

具体的な点数はまだ不明ですが、調剤の技術料はかなり下がる予感です。

特に大手調剤には厳しい内容で、業界の衰退が懸念されます。

医科では「オンライン診療料」が新設されましたが、薬局がどのように絡むのかはまだ不明です。

抜本的な医療費削減が無いような気がするので、2年後、4年後はさらに厳しい状況になるかもしれません。

頑張ってブログ書きますか・・・