薬剤師よっしーのブログ

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鳥取赤十字病院の敷地内薬局に県薬の会長が出店のカオス

鳥取赤十字病院の敷地内薬局(門内薬局)の優先交渉権者が、鳥取県薬剤師会の会長が社長を務める徳吉薬局に決まったようです。

日薬も県薬も敷地内薬局に反対の立場をとっているのに、県薬の会長が出店するという・・・

会長を辞めて出店したらいいのにと思ったら、多数決で続投が決まったようで県薬もどうなっているやら・・・

私は敷地内薬局は反対しても仕方ないので「どうせできるなら良いものを」と思っているのですが、現職の会長が出店するのは…

今後の日薬の対応も気になります。

【目次】

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公募内容

  • 貸付期間
    • 15年
  • 土地貸付料
    • 年間360万円
  • 参加資格
    • 鳥取県内において保険調剤薬局を10年以上開設している実績を有すること
    • 直近の過去3年間において300床以上の病院施設近隣における調剤薬局の運営実績を有すること
    • 公告日の前日において鳥取県薬剤師会の会員であること

【参考資料】
http://www.tottori-med.jrc.or.jp/trch/wp-content/uploads/2013/08/yakkyokuseibi.pdf

鳥取県内で10年以上開設に限定されていますが、大手を除外しないタイプの公募だったようです。

大手も応募しているはずですが、どうやって決まったのでしょうか?

このあたりは私ごときにはさっぱり分かりません。

徳吉薬局って?

土地勘が無いので全く知りませんが、グーグルマップで見る限り完全な門前薬局っぽいです。

鳥取県立中央病院の近くにもあります…

医師を探す、土地を抑える等、門前薬局に必要なセンスを持つ企業なのかもしれません…

苦渋の決断??

日赤の敷地内薬局、県薬会長薬局が交渉権者に 鳥取県薬・徳吉会長 大手調剤進出阻止に「苦渋の決断」 | 【PNB】PHARMACY NEWSBREAK-薬局・薬剤師のためのニュースメディア

大手調剤進出阻止に「苦渋の決断」というのは無理がある気がします。

「来たる薬局淘汰の時代の前に、家族や取締役の息子たちのためにも安定した経営基盤を築きたかった」とか言われても困りますけども…


その他の県薬の会員はどう思っているのでしょう?

薬剤師会が反対の立場をとる状況を鑑みて、応募を控えた人はいないのでしょうか。

うちの県で起きたら「いい機会なんで薬剤師会抜けましょう」と社長に進言してそうです。

専務理事が辞表を提出

会長の続投に不信任側の理事の一人が、辞表を提出予定のようです。

フェイスブックを見ましたが筋は通っているように感じました。

会長が「会員の手本になる立派な薬局を作ると堂々と言っている」そうです…

むしろ他の幹部はこれでいいのか・・・

状況が異常過ぎるのか、私の感覚が普通ではないのかもしれないと疑問に感じてきてしまいます。

鳥取県で次の敷地内薬局の募集が出たらどうなるのでしょう。

日薬はどうする?

一貫して敷地内薬局に反対の日本薬剤師会ですが、県薬の会長が出店することにどう対応するのでしょうか?

敷地内薬局は、改定でよほどの減算が無ければこれからどんどん増えるはずです。

会員の敷地内出店を容認するのか、反対するのか、それはなぜなのか。

しっかり議論して欲しいと思います。

今回は日薬として明確に反対している敷地内薬局に関してなので、まさか報道機関に愚痴って終わりということはないと思いますが…

混沌

繰り返しますが、私は敷地内薬局自体に反対ではありません。

どうせできるのなら、今後の医療のために良い薬局であって欲しいと思っています。

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しかし、現時点で県薬の会長が出店するのは筋が通らないと思います。

なぜ現職に留まるつもりなのか理解できません。


敷地内薬局の問題も混沌としていて先が見えません。


厚労省は敷地内薬局に反対でしたが、財務省・内閣府に押し切られた感があります。

かかりつけ薬剤師制度とは逆行しています。

利便性にメリットを感じる患者さんはいるはずです。

独立性は保てるのでしょうか。

改定で敷地内薬局の報酬が低くなる可能性もあります。

診療所の敷地内への出店は今のところ問題視されていません。

診療所の建物内もOKなのでしょうか。


薬局クライシスの始まりなのか、


それとも・・・