薬剤師よっしーのブログ

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第16回 医療・介護・保育WGピックアップ

今回も気になる部分を、独断と偏見によりピックアップしました。

毎度のことながら、かなり割愛しておりますので詳細は原文をご確認下さい。
http://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/iryou/20170622/gijiroku0622.pdf

本題とは異なる部分もピックアップしておりますので、予めご了承下さい。


引用は全て一部抜粋です。下線・太字は筆者が追記しました。

【目次】

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議題1:薬局における薬剤師不在時の一般用医薬品の取扱いの見直しについて

森下委員
パパママ薬局が多いという実態、特に地方がやはり多いのですね。そこが基本的には今回の問題の中心だと思いますので、その意味では、余り厳しくなり過ぎないように、現実に沿ったような形で規定を作ってほしい。
健康サポート薬局も、これはまた別に議論したいと思うのですけれども、全てをかかりつけ薬局にするという割には、まだ300ちょっとしか申請が出ていない。しかも、たしか大阪が一番多くて、まだ100ちょっとですか。現実問題としては全く機能していない状況だと思うのです。これも要件を厳しくし過ぎたというのが一つの理由ではないかと思うので、全部するというのであれば、パパママ薬局は24時間体制ができるのか、これはやはり皆さんの疑問だと思うのです。かといってこれをチェーン化すればいいかというと、地方の場合、ほかに薬剤師がいないというところもいっぱいあるので、これは現実的ではないだろうと思います。

健康サポート薬局は、過去の報道によると5月末時点で350件。大阪、東京で三十数件、島根と鳥取はゼロ件というものもありました。

いずれにせよ、今のところ中学校区に1つになる予感はしません。

仰るとおり「現実問題として全く機能していない状況」だと思います。


「パパママ薬局は24時間体制ができるのか」

私は個人の薬局が24時間対応すのであれば、緊急時に絞るか、他薬局との連携したほうがいいと思います。

森下委員
今の点、是非お願いしたいと思うのですけれども、最近、この手の話でいつも私が思うのは、都市部の話を前提にすると、言われるような体制は確かに必要だし、できるだろう、一方で、医療過疎がどんどん進んでいる中で、最後の一軒の薬局、しかもそれがパパママ薬局というのは十分あり得るわけですね。

薬局の淘汰の話にも繋がりますが、地方の薬局で「最後の一軒の薬局が小規模薬局」というのはすでにありそうです。

その薬局を大手が買収した場合、基本料が下がって赤字になるとしたらめちゃくちゃな制度だと私は思います。

議題2:一般用医薬品及び指定医薬部外品の広告基準等の見直しについて

中沢参事官
一般用医薬品等の広告に係る監視指導に関しましては、「医薬品等適正広告基準」に基づきまして各都道府県が行っておりますが、一般用医薬品等の広告は全国で不特定多数の消費者の目に触れるものであるにもかかわらず、「医薬品等適正広告基準」において広告表現に関する具体的な適否が示されておらず、結果として、厚生労働省の監修のもとに平成18年に出版された民間出版社の事例集であります「医薬品・化粧品等広告の実際2006」というものと業界団体の自主ガイドライン、この二つが併存しているのが現状でございます。

これ知りませんでした。

日本の一般用医薬品販売の元凶のような気がします・・・


厚生労働省(伊澤課長)

三つ目としまして、いわゆる使用感の表現でございます。現行におきましては、目薬などの使用感に関する表現は可能としておりましたけれども、それを「ことさら強調する」のは消費者にかえって誤解を与えるということで、むしろこれはできないようにしてはどうかということでございます。やはり使用目的を誤らせるような過剰な表現は決していいことではないだろうということで、ここはむしろできないようにしてはどうかという御意見でございました。

「目薬等の使用感をことさら強調する広告は不可」とする

賛成です。

七つ目といたしまして、「眠くなりにくい」といった表現については、現行の規制においては特段の記載はございませんけれども、他社の誹謗とならない限りでは可能としたいということにしております。これは業界からの要望でございまして、消費者にとっては有益な情報なので、できるようにはっきりさせたいと思っております。

これはどうなんでしょうか。

セルフの現状を考えると、何と比べてどれだけ「眠くなりにくい」のか。

ルールをしっかり決めないと、消費者に不利な情報になる可能性もある気がします。

九つ目ですけれども、多数あるいは多額購入した場合に値引きするという広告は、現行規制において特段、駄目、いいといった記載がございませんけれども、やはり医薬品で値引きというのは不適切でございますので、広告は駄目だということを明確にしたいと思います。

値引きはOKだけど値引きの「広告」はダメってことのようです。

最後に

薬剤師不在時の一般用医薬品の取扱いは、うまくピックアップできなかったので省略しました。

私がドラッグストアで働いていた頃、調剤を閉めるなら店舗も閉めるよう行政から指導されたことを思い出します。

例えば、店舗は夜12時まで営業していて調剤は19時で閉まる場合、店舗を19時で閉めるか薬剤師が夜12時までいるかです。(調剤と店舗を同時に登録している場合)

今後は、管理薬剤師と常に電話で連絡が可能で、店舗に速やかに戻ることができれば「実施に管理」しているとみなすようですが、JACDSの影響力が強くなっているのでしょうか。


一般用医薬品の広告については、まだスケジュールでていないようですが、森下委員の指摘通り恒常的に見直さないといけないと思います。

時代に合わせた柔軟な対応が望まれます。


最後までお読み頂きありがとうございました。