薬剤師よっしーのブログ

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受付あたり100円で薬剤師が24時間電話対応してくれたらお得か

先日、毎回ブログを読んでもらっている(読ませている)友達と飲みに行ったときの話です。

医療従事者ではない彼の率直な意見にはいろいろと気付かされます。


その彼にかかりつけ薬剤師って何?と聞かれたので、一般向けに書いてみた記事がこちらです。
www.yossy-ph.com


かかりつけ薬剤師の内容を簡単に説明したところ、

「100円で24時間電話対応してもらえるのはお得。夜に子供が発病したとき等、夜間救急等に電話してもなかなか繋がらず、薬剤師にすぐ電話できると便利。かかりつけ薬剤師の説明を受けていたら登録していただろう。」

とのことでした。(ちなみに彼の子供の医療費はゼロ円なのですがあえて突っ込みませんでした・・・)


しかし相談内容を聴いてみると、彼の場合の休日や夜間に電話相談したい内容は、かかりつけ薬剤師で無くても対応可能なものでした。

あくまでも私個人の意見ですが、緊急性があり、且つ、かかりつけ薬剤師でなければ対応できないケースというのは、かなり少ないのではないかと感じています。

日本薬剤師会ホームページかかりつけ薬剤師・健康サポート薬局PRサイトのかかりつけ薬剤師の説明には

休日や夜間など薬局の開局時間外も、電話で薬の使い方や副作用等、お薬に関する相談に応じています。(一部抜粋)

とあります。


このざっくりした薬全般の相談(もしかしたら薬以外の相談が来るかもしれない)を、薬歴も無い、資料もない、もしかしたらインターネットも使えないかもしれない環境の、うちのスタッフ個人に任せる気にはなれなくて、むしろ地域でオンコール当番作ればいいのでは?と思っています。


患者さんからすると、0~100円で薬剤師に24時間電話対応してもらえる「かかりつけ薬剤師制度」

今回紹介した彼のように「お得なサービスだ」と感じる人もいるかもしれません。


電話対応のみに言及しましたが、限りある医療資源を的確に配分しなければ、今後の超高齢化社会は乗り越えられないはずです。

急性疾患で年に数回受診する人、他科受診があり毎月複数の病院を受診する人、要介護認定を受けている人、全ての患者さんを一律に考えるのは無理があるように感じます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
もうちょっと、かかりつけ薬局が普及しやすい制度になることを願います。