薬剤師よっしーのブログ

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第14回 医療・介護・保育ワーキング・グループ議事録ピックアップ

私の印象は

敷地内薬局に梯子がかけられた。

かかりつけ薬剤師の梯子ははずされるかもしれない。

そんな印象でした。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/y/yossy_ph/20170420/20170420211709.jpg


梯子を降りるのも登るのも大手チェーンでは悲しいです。

今からでも薬剤師会は敷地内薬局に参入したほうが良いのではないでしょうか。

私は総合病院の敷地内薬局と門前薬局と面薬局とドラッグストアと全てが共存できると思っています。
(診療所にも敷地内薬局ができたら自信ありません)

但し、門前薬局は調剤報酬以外の収入が必要で、
それが無い門前薬局は淘汰されていくと感じています。

話が逸れました。

以下、
内閣府 規制改革推進会議 医療・介護・保育ワーキンググループの気になった部分の抜粋です。
ミスリードするつもりはないのですが、かなり割愛しておりますので、時間に余裕がある方は当記事を読まずにリンクより原文をご確認頂いたほうが宜しいかと思います。
規制改革推進会議 会議情報 : 規制改革 - 内閣府


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医薬分業推進の下での規制の見直しについて

※厚労省の説明はかなり苦しく無駄に長いためほぼ割愛しております。
※引用は全て一部抜粋です。

厚生労働省(岩下室長)国立病院機構災害医療センターの敷地内薬局の関係について

したがいまして、このような旧国立療養所的に市街地から離れている場合には、仮に門前薬局ないしは敷地内薬局を設置するとなった場合にも、今回と同様に、かかりつけ薬局としての機能を果たすのが難しいのではなかろうかと考えております。


川渕専門委員

服薬情報の一元的・継続的把握とか、24時間対応・在宅対応がある一方で経済的独立性さえ担保できれば、私は門内、門前、面分業と、いろいろあっていいのではないかと思うのですがいかがでしょうか。


厚生労働省(紀平室長)

(全略)

林座長に「お答えがよく分からないですね」と突っ込まれておりました。

私も診療所の門さえ潜らなければ、すべての薬局をかかりつけ薬局にする必要はないと考えています。

引くに引けない厚労省に「敷地内でもかかりつけ」というもはや意味不明な逃げ道が用意された気がしています。


川渕専門委員

いわゆるかかりつけ薬局・薬剤師は、物理的な場所に余り制限されなくてもいいのでは。実際「患者のための薬局ビジョン」も、よくできていると思うのですが、「かかりつけ薬剤師指導料」の施設届出件数が2万8,000件と比べ、健康サポート薬局は今年1月末時点で152軒しかないのが実態です。おそらく診療報酬点数も付いていないからそうなのかなと思う一方で、地域包括ケアへの貢献に代えて薬局を地域密着の健康情報拠点にという条件を公募要件に付せば、努力する薬局は報われるし、いわゆる政策医療を柱に掲げる国立病院機構にとっても非常にいい話ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


厚生労働省(岩下室長)

(全略)

森下委員に詭弁と突っ込まれておりました。


森下委員

わざわざ家の近くに取りに行けというのは、正に公開ディスカッションで出た、患者さんの利便性を考えるという観点が全く入っていないわけですよ。そこを無視してでもかかりつけ薬局をしたいというのであれば、かかりつけ薬局制度は間違っていますよ。

全ての薬局がかかりつけ薬局になるというのだったら、それはおかしいでしょう。それぞれ専門性があって当然だし、そこの近くにある薬局はそれぞれ別の機能をもって当然だと思うのです。

かかりつけ薬局に対してこれだけいろいろな問題が出るというのは、制度上非常に問題があるのではないかと思わざるを得ないですね。

かかりつけ薬局というのは、むしろ患者さんに不利益を強いるということになりかねない。それでは趣旨と違うのではないか。

飽くまでも、厚労省にお願いしたいのは、患者さんの利便性を考えて、どうするのが一番理想的なのかということ。その中で、かかりつけ薬局というものが機能するというのが大前提だということを、是非忘れずにお願いしたいと思います。

厚労省は理論武装してないというより、制度設計が甘すぎて戦えないという印象を受けました。

かかりつけ薬剤師に関するKPI案4項目が示されておりますが、
今の流れだと患者さんの「利便性」に軍配があがりそうです。

次期改定はどうなるやら。

厚労省が考えるのは、敷地内薬局の点数を減らすことでしょうか。
(これに関しては断固反対です)


今回の論点とは逆行して、
大阪市で生活保護受給者の利便性が奪われる関連記事はこちら
www.yossy-ph.com



厚生労働省(迫井課長) 敷地内薬局の問い合わせ件数に関して

本日時点で集計をしておりますけれども、地方厚生局から41件照会が提出されておりまして、そのうち指定可能ですと答えたのは36であります。


報道されているのは10数件ですので、まだ表にでてきていないところが沢山あるみたいです。

どんどん増えるでしょう。

大臣の予想外の方法で病院前の景色が変わろうとしております。


ちなみに私がブログで最初に書いた記事が敷地内薬局でした。
このころはブログタイトルの趣旨を守っています・・
www.yossy-ph.com


新医薬品の14日間処方日数制限の見直し

「ちゃんとやれよ」

ってことだと思います。

すいません。昼休みが終わってしまうのです・・・



以上、需要があるのか無いのか議事録まとめですが、自分自身の整理のためにも時間のあるときに続けていきたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。