薬剤師よっしーのブログ

業界の裏話や最新ニュース、おすすめ情報、雑談などなど。

【告白】僕が犯した薬剤師倫理にも悖る許しがたい行為

僕は、学生時代、病院実習の時に薬剤部長が落ちた錠剤を分包機に入れたのを見て見ぬ振りした。


僕は、医師法及び例外に該当しないような無診察診療を黙認している。


僕は2週間処方の患者さんから1か月分貰えないかと相談されて、
「定期的な診断が必要だと思う」と咄嗟に嘘をついた。


僕は、上気道感染に不要と思われる抗生剤を疑義紹介していない。


僕は、患者さんが再燃する逆流食道炎でないことを知っている。


僕の薬局は後発品をプロ数で選び、そこで僅かな利益を得ている。


僕は、患者さんのためでなく個別指導の指摘事項を満たすことに重きをおいて薬歴を書いている。


僕は、不要と思われる薬をあたかも必要なように患者さんに説明している。



一線を越えたことはない。



つもりだ。



そんな僕だが、


僕は、全ての患者さんを笑顔で迎え、笑顔で送り出すよう心がけている。


僕は、独居の人は薬歴にメモしておいて、忙しくてもできるだけ雑談をするようにしている。


僕は、独居の人が来局しなくなったら、一度患家に赴くようにしている。


僕の薬局はあと200品目在庫を増やせば基準加算をとれるが、やってない。


老老介護で悩んでいる人には肩の力を抜くようにちょっとした気晴らしに付き合う。




僕は少しだけ倫理に悖る行為をしている。


でも僕は少しだけ人倫に尽くしている。


つもりだ



環境によって価値観は少しずつずれていく


僕はまだ、悪意に満ちた現場の薬剤師を知らない。


僕は追い込まれたら上司に渡された添付文書のない薬を患者さんに渡すだろうか。


追い込まれたら処方箋の付け替えをするだろうか。




僕は営利企業で働く、医療従事者だ。



明日も倫理に悖る行為をするだろうか。



少しだけ人倫に尽くすことができるだろうか。