薬剤師よっしーのブログ

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ハーボニー偽造事件で起きたまさかのハーモニー

とある薬局でC型肝炎の治療薬に偽薬が混入していた例の事件についてです。


このブログは薬剤師・薬学生を対象としてるため、事件の概略は割愛します。


薬局への処分は5日間の営業停止と管理薬剤師の変更でした。


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管理薬剤師の変更ってどっかの薬局とチェンジでいいのでしょうか?

なんか不思議です。


偽薬を調剤し、

健康被害が無かった場合の管理薬剤師の行政処分は、

「管理薬剤師の変更」

という判例ができたのでしょうか。


管理薬剤師が上司や開設者に逆らえないケースもあるので、

状況を知らずに批判したら可哀想かもしれません。


うちの薬局に例えると、

一従業員が、

100%株式を保有している代表取締役にもの申さなけゃいけない

っていう変わった業界ですので。

管理薬剤師が開設者に意見できるかどうかは、
管理薬剤師によるのではなく、
開設者によると感じています。



現屋と取引した人は社内で処分されたのでしょうか。



当事者の会社の人達は状況把握してたりするのでしょうか。


肝心の個人から医薬品を仕入れた現屋も改善措置命令だけみたいですし、
もやもやする事件です。

ブログ書いた当日に2社にそれぞれ12日間、8日間の業務停止命令がでました


次の改定に影響がでるのはたしかに心配ですが、

この際、現屋の闇は完全に明かすべきだと思います。



昔よりは税務署厳しくなったみたいですが、まだまだ甘いと思います。

現屋が母体の薬局は怖いから小分けもしたくないです。



でも患者さんからしたら全部同じ薬局です。


ハーボニー事件報道時に

「お宅は大丈夫なの?」

って聞かれても、

安全を証明する方法って意外とないなと感じました。



そんな時にでてきたのが

薬局間における医療用医薬品の譲受・譲渡に関するガイドライン


この事件の影響により日本薬剤師会、日本保険薬局協会、日本チェーンドラッグストア協会が3団体連盟でGLを策定するというまさかのハーモニー事件


ハーボニー事件に薬局間のやりとりは関係なかったはずですが、

とりあえず私たちはちゃんとやってますアピールでしょうか。


その内容が予想外でした。


今後の薬局間の小分けは、きっちり守るとすると、


売る側は

「薬局機能情報で管理薬剤師の名前と照合しますので、

管理薬剤師本人が運転免許証と薬局開設許可証のコピーを持ってきてください。

となるのでしょうか。



買う側は

「容器の状態を確認して、怪しいと感じたら

伝票と業務日誌を見せて下さい!


となるのでしょうか。


おいおい(笑)


そしてそれを同一法人の薬局でも行うそうです。


日本薬剤師会はまあ置いといて、他の2団体そんなこと言ってはまずいのでは・・・




GL自体に法的な拘束力はないはずですが、

関連法も載ってるので一度は見ておいたほうがいいかもしれません。

今後について

うちの薬局では以下2点を変更しようと思っています。

1、小分け

顔見知りじゃない薬局から小分け頼まれたら、

「折り返し電話します。」

で一度切って、薬局機能情報で電話番号を確認してから電話する。

2、移動

医薬品の管理状況に責任を持てる人、検品に責任を持てる人がそれぞれ伝票に押印する。

それ以外は保留。



こんな感じです。


最後に

今回の事件は、それぞれが危機管理について考える機会になったのではないかと思います。


ガイドラインは厳しすぎると感じますが、

処方箋医薬品という薬機法で管理されてる薬を販売するには

今までが緩すぎたのも事実です。


これをきっかけにプロ数ばっかり気にしてた人たちが

安全と安心について考えてもらえればと思います。



全然関係ありませんが、

小分けあるあるその1

「△△軟膏16gと▲▲軟膏8g小分けお願いしたいのですがー」

(むむむっ・・・)

「混合したものお譲り致しますか?」

(むむむっ・・・)

「お願いします!」

小分けあるあるその2

「△△錠42錠と▲▲カプセル21錠と・・・」

「あっ、、、
(○○さんどうしてその薬局に・・・涙)」

最後までお読み頂きありがとうございました。