薬剤師よっしーのブログ

健康食品・サプリや業界の裏話、最新ニュース、バーベキューレシピ、子育て、雑談などなど。

もしもじーちゃんが1万円のグルコサミン・コンドロイチンを飲んでいたら

f:id:yossy_ph:20171002123528p:plain
家族が高額な健康食品を愛用していて、どう対応するべきか迷った経験はありませんか?

じーちゃんが膝の痛みで、1万円のグルコサミンを飲んでいたらどうすればいいのでしょう?


このような場合、「切り替え」というテクニックを使うことで解決することがあります。


ドラッグストアで、Aという商品をレジに持って行ったときに、

「Bという値段が安くて、効果の高い薬もありますが…」

と言われたことはないでしょうか?


これが「切り替え」です。

高額な健康食品を、安い商品に切り替えることができるかもしれまん。


尚、グルコサミン・コンドロイチンについては「【解説】グルコサミンとコンドロイチン|Q&Aと選び方」の記事でまとめています。

切り替えの解説

ドラッグストア等で切り替える理由は様々あります。

  • 明らかにAよりもBの方が優れた商品である場合
  • AとBの商品に優劣は無いが、Bのほうが価格が安く、粗利が高い場合
  • その他、大人の事情でBを売りたい場合

Bという商品はマイナーなPBであることが多いため「うざい」と感じる方もいるかもしれません。

しかし、今は良い商品以外は勧めない傾向があるので、検討する価値はあると思います。

切り替えの注意点

家族のグルコサミン服用に関して、切り返した方が良いかどうかは個々の事情によると思います。

「高額な健康食品=悪」という訳ではないので、参考までにして下さい。

プラセボ効果について

膝の痛みに効くと思って服用すると、膝の痛みが改善する場合があります。

安い商品は効き目が落ちると感じている場合、実際に効き目が落ちてしまう事があるかもしれません。

値段は伏せておいて、ばれない場合のみ、切り替えるのが有効かもしれません。

服用を全否定してはいけない場合も

上記したプラセボ効果にも言えることですが、効いていないからと言ってそれを伝えることが正しいとは限りません。

健康食品を飲むことで、気持ちが前向きになっていたり、飲んでるからという理由で活動的になっている場合は、服用を続けた方が良いケースがあります。

「費用対効果」の観点から個々に判断すべきだと考えております。

高額なグルコサミンの服用を続けても良いケース

お金が沢山ある場合は、敢えてリスクのある切り替えを行わないほうが良いかもしれません。

実際に効果がでている場合は尚更です。

個々の事情により対応が異なるため、難しい問題です…

よっしー家の場合

この記事は実話を基に執筆しています。

私の88歳の祖父は中等度の変形性膝関節症で、整形外科の治療で改善しなかった後に、某調剤薬局で月7000円のグルコサミンを購入しておりました。

注射でも効果が無く、運動での改善も見込めず、グルコサミンにより改善する可能性は極めて低いと判断しましたが、

本人は「飲まないよりは飲んだ方が良いはずだ」と思っているため、続けたほうが良いだろうと判断しました。

しかし、我が家の金銭状況を鑑みるとちょっと高いかなと…

ドラッグストア勤務時代、自称グルコサミン販売のプロを謳っていた私は下記商品への「切り替え」に成功しております。

「こっちのほうが効くと思うよ」という嘘を付きましたが、月6000円の節約に成功しております。

じーちゃんはすごく高級なグルコサミンを孫がプレゼントしてくれたと思っているため、若干の心苦しさはあります。

しかし、効果は変わらないはずなので、そのお金でひ孫と旅行に行った方が良いと考えています。


最後に

私の場合は薬剤師という環境のため、祖父のグルコサミンを安価な商品への切り替えに成功していますが、実際はうまくいかないこともあるかもしれません。

効果が期待できる商品か、服用によりQOLは改善しているか、金銭的な負担はどの程度か。

個人で判断できない場合は、薬局やドラッグストアで相談してみるのも良いかもしれません。