薬剤師よっしーのブログ

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【解説】グルコサミンとコンドロイチン|Q&Aと選び方

グルコサミンやコンドロイチンのQ&Aと商品の選び方をまとめました。

※個人の見解です。

ひざの痛みに効果はありますか?

効果があるというデータと、効果がない(プラセボと同等)というデータがあります。

プラセボ効果(偽薬効果)や、服用することで生活の質が改善していたり、気持ちが前向きになるケースもあり、難しい問題です。

私は、飲んでいる人から相談を受けた場合、様々なことを考慮して、「続けても良い」と言うこともあれば「中止したほうが良い」と言うこともあります。


尚、痛みがある場合は一度、整形外科の受診をおすすめします。

続けて飲んでも大丈夫ですか?

問題ありません。

コンドロイチンの医薬品には「1ヶ月ほど服用しても効果がみられない場合は医師または薬剤師に相談して下さい」と記載されています。

長期に服用する場合は、効果や金銭的な負担を考慮しましょう。

飲むタイミングは?

いつ飲んでも問題ありません。

成分の含有量のため、飲む錠数が多いことがあります。

下記に該当する方は、飲むかどうかを含めて、医療従事者に相談することをおすすめします。

  • 胃腸の弱い方
  • 飲むとお腹がいっぱいになってしまう方
  • 飲み込む力が落ちている方

 

金額が高い方が効果がありますか?

価格と効果は関係ありません。

価格設定が明らかにおかしい商品もあるため、注意が必要です。

おすすめの商品はありますか?

私は、グルコサミンは大手の安い健康食品で十分で、

コンドロイチンは医薬品が良いと考えています。

【関連記事】
グルコサミン安くてもいい?【コスパと飲みやすさで選ぶ3商品】

グルコサミンとコンドロイチン両方摂るならこの医薬品
 

安全性について

下記ホームページから詳細を確認できます。
「健康食品」の安全性・有効性情報〔独立行政法人 国立健康・栄養研究所〕
 

副作用はありますか?

基本的に安全と考えて良いでしょう。

消化器症状等の報告がありますが、気になる症状があれば服用を中止して下さい。

妊婦・授乳・小児について

データがないため推奨されません。

関節痛等で悩んでいる場合は受診することをおすすめします。

相互作用・持病について

出血性疾患や、喘息(コンドロイチン)、糖尿病(グルコサミン)等に関する報告があります。

上記にかかわらず、持病や既往歴がある方は医療従事者に相談することをおすすめします。

また、ビタミン・ミネラル等を含んでいる商品もあるため、容器や箱を持参して飲み合わせを確認してもらいましょう。

エビやカニ等の甲殻アレルギーについて

健康食品は原料・製造段階に不安があるため、エビ・カニアレルギーの方は服用しないようがよいと思われます。
(グルコサミン)

植物性グルコサミンとは?

甲殻アレルギーの方向けに、トウモロコシ等に由来するグルコサミンが販売されています。

割高であることが多いため、医薬品のコンドロイチンを飲んだほうが良いように感じます。

品質や含有量については?

国民生活センターで、グルコサミン・コンドロイチンの健康食品18品と医薬品4品について検査した結果が報告されています。

【関連記事】
グルコサミン・コンドロイチン【含有量や溶けやすさの品質調査まとめ】
  

グルコサミンとコンドロイチンの割合は?

「5:4が良い」とされているサイトがありますが、根拠は不明です。

海外で5:4での臨床データがありますが、違う割合のデータもあります。

グルコサミン塩酸塩とグルコサミン硫酸塩の違い等もあり、なんとも言えません。

現時点では、割合は気にしなくて良いと思われます。

コンドロイチンの摂取量の目安は?

体重別に800~1500mgとされているサイトが多いです。

根拠は不明ですが、800~1500という量は妥当だと思います。

グルコサミンとコンドロイチン両方服用したほうが良いですか?

プロテオグリカン、MSM、コラーゲン等、様々な商品が変形性膝関節症用のサプリメントとして販売されています。

どれが一番効くか、私の調べた限りでは分かりませんでした。

もし、これらの成分が膝の痛みに効果的ならもっと話題になっているのではないかと思われます。

現状ではグルコサミンかコンドロイチン、もしくは併用で十分だと考えています。

上記したリンクで、月1000円以下のグルコサミン、2000~3000円程度のコンドロイチン医薬品(グルコサミン含有)を紹介しています。

機能性表示食品のほうが効きますか?

機能性表示食品の届出をすると、「ひざ関節の悩みを改善」等と表示できるようになります。

一部のエビデンスのみ届ければ受理される状況のため、効果とは関係がありません。

広告・パッケージについて

例えば、微量のコンドロイチンを配合して「コンドロイチン配合!」と表示している商品があります。医薬品はコンドロイチンを800mg以上含有しています。

また、含有量を表示していない商品もあります。

「サメ軟骨抽出物(コンドロイチン含有)800mg」という表示にも注意が必要です。

悪質な表示や、巧みな謳い文句には注意しましょう。

もしも家族が高額な健康食品を飲んでいたら?

こちらの記事を参考にして下さい。
www.yossy-ph.com