薬剤師よっしーのブログ

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北朝鮮のミサイルに備える方、お薬手帳も忘れずに!有事に役立つ7つの理由

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この記事は東日本大震災で被災し、直後から薬局で勤務した経験を基に執筆しています。

大規模災害時は、医療の人手が不足します。

お薬手帳で薬を管理していただくと、スムーズにお薬をお渡しできることがあります。

みなさんの普段のお薬手帳での管理が、間接的に誰かの命を救うことに繋がるかもしれません。


震災後、日頃からお薬手帳で薬を管理する人が増えました。

有事の際に、なぜお薬手帳が役立つのか。

この機会に考えてみて欲しいと思います。


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1,医師も薬剤師もいなくなることがある

かかりつけ医、かかりつけ薬剤師をお持ちの方もいると思います。

あなたの顔を見ただけで、飲んでいる薬を全て覚えている薬剤師がいるかもしれません。


しかし、あなたのかかりつけ医も、かかりつけ薬剤師も、なんらかの理由で営業できなくなる場合があります。

その時に、どこでも使えるのがお薬手帳です。

薬の説明書(薬情)では1回分しか情報がありません。

「いつも飲んでいる薬だ」と言われても、本当にいつも飲んでいる薬かどうか確かめなければ、お渡しできない薬があります。

アレルギーや副作用のこと、過去の履歴、全ての医療機関の薬が記載されているお薬手帳が、現在では一番有用です。

2,大規模災害時のルール

大規模災害時等では、病院を受診できない場合等に、薬局から医療用の薬を購入することができることがあります。

その時に持っていると便利なのがお薬手帳です。

3,停電が起きる

アプリによる電子お薬手帳をお使いの方もいるかもしれません。

停電しても、電池で充電できるように備えていれば安心でしょうか。

有事では想定外のことが起こります。


極端な話ですが、電池が奪われたり、サイバーテロが起きたらどうなるのでしょう。

現時点では、災害時には一般的な手帳のほうが有用だと思います。

4,移動手段が無くなる

電車や車はもちろんですが、怪我等により徒歩での移動すらできなくなる場合があります。

家族や隣家の人に、代理で薬局に行ってもらうかもしれません。


混乱した状況の中、第三者が的確に情報を伝えるのは困難です。

日頃からお薬手帳で管理しておくことをおすすめします。

5,お薬手帳は1冊にまとめる

内科も整形外科も眼科も全て、お薬手帳は1冊にまとめて管理してください。

お薬手帳は全ての情報が経時的に記録されていることが重要です。

お薬手帳を病院ごとに分けて利用している方は、この機会に1冊にまとめましょう。

6,あなたがお薬手帳を持っていることで他人を救うかもしれない

お薬手帳が無いと薬が買えないわけではありません。


しかし、災害時の医療従事者の数は限られます。

誰もお薬手帳を持っていなけば、一人一人の対応に時間がかかり、現場がより混乱します。

「自分で把握しているから大丈夫」と思っている方も、お薬手帳で管理して頂く事で、より多くの患者さんに対応することができます。

有事の際は、そんなささいな事でも救われる命があるかもしれないのです。

7,緊急時に必要な薬なのか予め知っておく

薬には緊急性の高い薬とそうでない薬があります。

有事の行動として、薬よりも優先度が高い何かを調達したり、薬を調達しようとせずに安全を確保を続けたほうが良い場合があるかもしれません。

1週間飲まない場合や、1ヶ月飲まない場合どうなると予想されるのか、予め薬局で確認して手帳にメモしておくのも良いかもしれません。

最も優先すべきは安全確保

日頃からお薬手帳で管理することの大切さを説明させていただきましたが、有事の際、最も優先すべきは「安全の確保」です。

いざというときにお薬手帳を携帯できないことがあるかもしれません。

その時はお薬手帳よりも、安全の確保を優先して下さい。

お薬手帳を取りに、危険な自宅に戻るような事はしないで下さい。