薬剤師よっしーのブログ

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相次ぐ付け替え不正発覚。集中率撤廃議論へと繋がるか。

付け替え不正請求に関し、日薬が自主点検をすることになったようです。


自主点検に強制力はありませんが、薬歴未記載の時は1000以上の薬局の不適切事例が見つかりました。


私自身は付け替えの事例に遭遇したことが無く、小規模の薬局には無縁のような気がしているのですが、実態はどうなのでしょうか。


尚、付替えに関して、8月9日の中医協でも話題に上がっており、次回の改定への影響が懸念されております。


今後、集中率撤廃の議論へと繋がるのでしょうか。


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アイセイ薬局の付け替え記事でも触れましたが、合法的に集中率を下げることも可能なはずです。


例えば、

「集中率を下げたい店舗に、従業員や家族の処方箋を持ち込んでもらう。」

「在宅や施設の処方箋を集約化する。」


このような行為は現在、不正にあたらないはずです。


また、「遠隔服薬指導」や「遠隔調剤」が本格的に導入されれば、集中率の高い店舗に集約して集中率を下げることも可能かもしれません。

当ブログでも何度か取り上げていますが、遠隔診療は「次回改定でしっかり評価する」とされています。


遠隔服薬指導が本格導入されれば、従業員や家族を使って集中率をさげる行為は容易になるのではないでしょうか。

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私は基準加算の仕組みも変更が必要だと思っています。


地方の薬局や面薬局を評価する制度は必要かもしれません。


しかし、

「基準加算を取り続けられれば薬局は安泰」

「来年も基準加算を算定するために今やっておくべきこととは」

このような考え方の薬局もある気がして、違和感を感じます。



不正ではありませんが、


基準加算の算定のために、医薬品の在庫を増やしている薬局はないでしょうか?


基準加算の算定のために、1人だけ在宅をしている薬局はないでしょうか?


どちらも薬局の基準を高めるためには必要なことかもしれませんが、現状はちょっと違う薬局があるように感じます。

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敷地内薬局の問題もあり、次回改定がどうなるか、私には分かりません。



ですが、

集中率による調剤基本料の区分や、基準加算は必要なのか疑問に感じます。


シンプルで利用者に分かりやすい仕組みにはできないのでしょうか。



奇しくも、日本保険薬局協会(NPhA)は調剤基本料の一本化を要望しておりました。


会員の不祥事という裏技で実現することはあるのでしょうか・・・